昨日は、知人にお誘いいただいて、栃木県茂木町の素敵な古民家でお味噌づくりをしてきました。
オーナーご夫婦がリノベーションした素敵な古民家。
モダンな中にも昔ながらの味わいもあって、うちも外も遊び後ごろと居心地の良さにこだわった
素敵なおうちでした。
特別なお味噌づくり
店主は7年ほど自家製お味噌づくりを続けています。
白米麹、玄米麹、麦みそ、豆味噌、ひよこ豆味噌、黒豆味噌、金時豆味噌。。。
今までいろいろな味噌を作っては試していたのですが、ある時気づいたのです。
「フードプロセッサーで作った味噌より、瓶やすりこぎでひとつひとつ豆をつぶして作った味噌の方が、
味わいが濃厚で、おいしい!」と。。。それ以来、杵と臼で豆をつぶした味噌は憧れでした。
今回その夢がとうとう叶ったのです。
しかも豆はかまどの薪火で蒸しました。
なぜ薪火がいいか。
キッチンのコンロの火は青い炎。これは真っ赤な炎よりも温度が低いことを意味しています。
遠赤外線効果も加わり、コンロで作るより薪火で炊いた方が、豆に効果的に熱が加わりやすく、ふっくら柔らかく仕上がるのです。
つやつやの豆の味見をしてみると、なかなか濃厚な味わい。
今回使用したお豆は古谷農産さんの無肥料栽培の加治屋在来大豆(白目の青大豆)。
古谷さんはよく大日向マルシェやそのほかのオーガニックマルシェでもご一緒することが多いので、
おいしい豆の味に、ご家族の顔を思い出してほっこり。味噌を食べるたびに、思い出して癒されるんだろうなぁ。
あまりのおいしさに、2歳のお子様は、お父さんたちが豆をつぶしているそばで
「僕のおやつまだかな~」ときをつけして待っていました。かわいい!
麹はマルカワ味噌さんの自然栽培玄米麹 。私もよく使う同じみの麹です。
おいしい味噌ができること、間違いなしの組み合わせですね。
秋ごろが楽しみです♪
味噌づくりが終わった後は、豪華な持ち寄りご飯。
一品持ち寄りのはずが、皆さんサービス精神が旺盛で、2品も3品も持ってきていた方も。
ご飯の後は、お片付けと近くにある自然栽培米の棚田の見学。
数年前から有志で棚田を保存する取り組みをしていて、その成果もあり一時期はいなくなっていた蛍がもどってきたそう。
昔ながらの棚田も残る風景は、懐かしさ、安心感を感じさせてくれる場所でした。
曲がりくねった道と、棚田の曲線が素敵。
その後も居心地のいい古民家で、お茶をしながら日が暮れるまでゆっくりと色々なお話をして、ほっこりした一日となりました。
家に帰ってから、送られてきたお写真。
パンフレットとお菓子を渡したら、気づかないうちに一緒に、とっても素敵に撮ってくださいました。
そういう丁寧な心配りにも、またまた癒された一日でした。
※追記 Facebookでこの日の記録を投稿したらお豆を作っている古谷農産のお嫁さん、まゆみさんから「うちも昨日味噌づくりしたよ!」とご連絡いただきました。
確かに、HPにのってます!こちらは大量。さすが大家族ですね。
それぞれのご家庭で、色々な手前みその物語があるんですね。
あなたのおうちの味噌づくり、今年はどうでしたでしょうか?